Event Date: 2/14/2022
シアトル特別地区として登録している学校茶道校「イーストサイド コミュニティー校 」(旧スリーシーダーズウォルドルフ校)の8年生(日本の中学2年生相当)の皆さんに茶室において、2日間に分けて各2時限の茶の湯の集中授業を受けてもらいました。
シアトル特別地区が行っている公益事業のひとつ「学校茶道」では、日本語を勉強している私立の8年生の学生の皆さんに、茶道の体験・紹介を通して日本文化を伝えています。
今回の集中講座に出席する前の予習として、表千家不審菴発行の「茶の湯を体験しよう」のパンフレットを事前に読んだ上で参加していただきました。
当日は10人ずつの二つのグループに分けて、一方のグループには、まずお茶室の畳の上に座ってもらい、お茶室の空間を味わってみるという観察をした上で、正座をしてお抹茶をいただくという体験をしていただき、もう片方のグループには、2箇所のテーブルに置かれた「棗、茶杓、茶釜、茶器などのお茶道具」を間近によく観察してそれぞれの造形美を感じたままにスケッチをする、という描写体験をしてもらいました。
二つのグループに交互にそれぞれの体験をしていただいたことで、より茶の湯の理解が深まり、興味関心が高まったとの感想がありました。
Experience Chanoyu Day is a public outreach activity held by the Seattle Special District. We invited the Eastside Community School 8th grade Japanese language to participate. The program is an intensive 2 day Chanoyu class held at our tea room. Prior to attending this class, they read a brochure "Experiencing Chanoyu!" issued by Omotesenke Fushin'an. Today they sat in seiza for the first time in a tearoom and had a bowls of matcha green tea. While waiting their turn, half of the students sketched tea utensils. They are quite good artists! They will continue to learn tea ceremony once a week until June in their classroom.
Comments