開催日 10/13/2024
NYブルックリンとNJの学校で表千家流茶道を学ぶ生徒たちが、マンハッタンのThe Place 229にて秋の立礼式市民茶会を催し、茶の湯を紹介しました。彼らは初めて着物や袴を身に付け、普段は別々の学校でお稽古をしている生徒たちが協力し、総勢48名のゲストをもてなし、大成功を収めました。
当日は、初対面の生徒たちも茶道という共通の趣味を通じてすぐに打ち解け、和やかな雰囲気が広がりました。また、お互いの席に入ることにより、お互いに生徒たちは大きな刺激を受け、多くを学べたと生き生きと語ってくれました。茶会では、立礼式の点前や茶の湯の心についてのスピーチも披露され、高校生たちの真剣な姿にゲストたちは感動した様子でした。さらに、日本語の会記に加え、FHHSの生徒が初めて巻紙に墨で書いた英語の会記も大好評を博しました。
今回の茶会には、ブルックリンの公立高校で茶道部を立ち上げた生徒たちが参加し、部を創設した同門会員の生徒が、創設経緯をゲストに紹介しました。また、各席で、お茶の飲み方や「和敬清寂」の教えを掛け軸を紹介し、異国で茶道を学ぶ若者たちの真摯な姿に多くのゲストが心を打たれました。点前の後には、お道具の拝見や生徒との交流の場も設けられ、現地の若い世代の活発な活動がゲストの心に響きました。この茶会を通じ、NY近郊での表千家の学校茶道の活動が広く知られる良い機会となり、各席のゲストもホストも一座建立を体現する市民茶会の一日となりました。
High school students in Brooklyn and NJ, learning the Omotesenke tea ceremony, held their first autumn tea ceremony in kimono and hakama, introducing the art of tea to 48 guests. Despite meeting for the first time, the students quickly bonded over their shared passion for the tea ceremony. They performed Ryuurei-style tea, shared speeches about the spirit of tea, and impressed the guests with their dedication. This tea ceremony helped raise awareness of the Omotesenke school tea ceremony in the NY/MET area.
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